新年あけましておめでとうございます!
今年の干支は「乙巳(きのとみ)」。
ヘビにまつわるトピックを集めてみました!
※2025年1月号掲載当時のものです。
内容が変更になっている場合があります。
今年は「乙巳」
十干の「乙(きのと)」は、草木が成長してどんどん広がっていくという意味。十二支の「巳(み)」には、ヘビが脱皮を繰り返すように、再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していくという意味があります。
「乙巳(きのとみ)」は、困難があってもしなやかに対応しつつ、進化・発展を遂げていく1年になりそうです。ちなみに、60年ごとに訪れる「乙巳」の年には過去に「大化の改新」が起こっています。2025年はいったいどんな成長や変化が待ち受けているのでしょうか?
ヘビで金運上昇⁉
爬虫類の皮膚は、ウロコ状になっています。成長に従って、外側の古くなったウロコがはがれ落ちる状態がいわゆる脱皮。ヘビはすっぽりと皮を脱ぐように脱皮します。成長期には月1回くらいのペースで脱皮することもあるのだとか。ヘビは金運をつかさどる神様の使いとされているため、脱皮したあとの抜け殻は金運のお守りとして財布に入れておくといいそうですよ。夢にヘビが出てくるのも吉兆とされています。
ヘビの生態
手も足もないヘビは、体をくねらせながら移動します。背中側のウロコとおなか側のウロコ(腹板)の境目の角を地面に引っかけながら、くねくね…。そのため、ツルツルした床やガラスの上では進むことができません。
ヘビが匂いをかぎ分けるのに使っているのはなんと「舌」! 頻繁に舌をペロペロ出し入れしているのは、舌を伸ばして匂いの粒子をキャッチするため。上あごにある「ヤコプソン器官」という場所で匂いをかぎ取っているそうです。
どんな大きな獲物でも、丸のみ一択のヘビ。そんなに大きな口を開けてアゴが外れないのか気になりますが…頭やあごの骨はゆるく結合しているので、あごの骨を左右別々に動かしたり、口を大きく開けたりできるというわけです。どれも人間には真似のできない離れ業ですね!
ヘビのことわざ
蛇に睨まれた蛙(へびににらまれたかえる) |
恐ろしいものや苦手なものの前で身がすくんで手も足も出なくなってしまうこと |
蛇の道は蛇(じゃのみちはへび) |
同類は互いにその事情に通じているという意味。ヘビが通る道は、他のヘビが1番よく知っていることから。 |
藪(やぶ)をつついて蛇を出す |
余計なことをしたために、かえって悪い結果を招いてしまうこと。 |
竜頭蛇尾(りゅうとうだび) |
最初は勢いがあるが、終わりが振るわないこと。 |
白ヘビの3大聖地
◆蛇窪(へびくぼ)神社:東京都品川区
財運や復活を象徴する白へびがまつられています。境内のあちこちにいる白ヘビにも注目!
◆老神(おいがみ)温泉:群馬県沼田市
老神温泉の開祖と言われる大蛇をみこしに仕立て、毎年5月に行われる「大蛇まつり」が有名です。
◆岩國白蛇(しろへび)神社:山口県岩国市
国の天然記念物である白ヘビを見ることができる国内唯一の神社。社殿の至る所に、白ヘビやヘビの目をモチーフにしたものがあしらわれています。
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