2021年12月5日(日)、南田中の榎本さんの農園で、恒例の「練馬大根引っこ抜き競技大会」が開催されました。今年で15回目! 練馬ならではの一大イベントです。
「練馬大根引っこ抜き競技会」というだけあり、大根を抜くスピードを競う本格的な戦いが繰り広げられるイベント。気持ちの良い青空の下、約5,000本の練馬大根が植えられた畑に、300名を超える参加者たちが集まりました。
9時30分、開会式がスタート。
「9月13日に練馬大根の種をまき、家族3人で大切に育ててきました」と、農園主の榎本さん。練馬大根を上手に抜くコツを説明してくれます。
「普通の大根に比べて長くて中太りな形なので、引き抜くのに3〜5倍の力が必要。上から20〜30センチの白い部分をしっかり持って、腰を落として真っ直ぐに抜いてください」
畑の一角に設けられた、引き抜く練習ができるエリア。開始前に、参加者が大根を次々と引っこ抜きます。
子連れファミリーで参加できる「グループの部」もあるので、子どもたちも一生懸命練習! 抜いた大根はJA東京あおばのスタッフが次々と運び出します。
いよいよ「選手の部」スタート! 1分間で何本抜けるかの真剣勝負です!
2本折れたら失格なので、慎重に素早く!がポイント。
「グループの部」では、子どもたちも大奮闘!
大根を抜いた子どもたちは、み〜んなイイ顔していました!
抜いた大根はすぐにトラックに乗せ、翌日の給食の食材として、98校の練馬区立全小中学校へ運ばれます。
今年は、すずしろ汁も表彰式も中止でしたが、選手たちが練馬大根に賭ける熱い思いや、家族で楽しむ姿は健在でした!
※第15回の結果は、JA東京あおばのホームページからご覧いただけます。
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