練馬区旭町にある、二世帯住宅に特化した住宅設計・施工の会社「Lakke(ラッケ)」。代表の金内浩之さんは、いわば“マスオさん”として、奥様の恵さんのご両親と20年間同居してきました。建築士としてその体験を活かし、家族みんなが幸せに暮らせる家づくりを目指しています。
目次
1. 笑(Warai)の 二世帯を目指して
2. 徹底したヒアリング
3. 家族の暮らしも丸ごと設計!
4. 二世帯同居のトラブルは未然に防ぐ
●あなたの二世帯同居のタイプを診断
●株式会社Lakke(ラッケ)一級建築士事務所の基本情報
笑(Warai)の 二世帯を目指して
大手ハウスメーカーで住宅設計に携わっていた金内浩之さんが、恵さんのご両親と同居するため自ら二世帯住宅を設計・建築したのは2002年。その後の同居生活の体験を生かし、依頼主に寄り添う二世帯住宅をつくろうと2012年に独立。Lakke(ラッケ)を設立しました。
「社名のラッケは、漢字で書くと『楽家』。お客様が快適に楽しく暮らすための住環境とプランニングに徹底的にこだわっています。家をつくるということは、家族の幸せをつくることですから」と浩之さん。
広報を担当する恵さんは、「家族が助け合い、どんなことも笑いに変えて『皆で暮らしてよかったね』と思えるような家づくりを目指しています」と、話します。
徹底したヒアリング
二世帯同居の特徴は、大人の人数が多いということ。それぞれが意見や要望を主張するため、なかなか意見がまとまりません。そこで、ラッケの出番です! 家族の意見を調整したり、優先順位をつけて整理したり。第三者としての客観的なアドバイスがスムーズな進行につながるため、重視しているのが徹底したヒアリングです。
「お客様が本当に望んでいることや困っていることを把握するため、何回かに分けてじっくりとお話を伺います。普段の生活スタイルや習慣はもちろん、ときには全く関係ないことも。ヒントはどこにあるかわかりませんから。私の“マスオの自虐ネタ”で心を開いてお話しくださることも多いです(笑)」
ヒアリングの結果を反映させた図面を囲んで家族が集まると、暮らし方や家族のあり方について自然に話し合うことができると言います。つまり、二世帯住宅へのリフォームは、暮らしを見直し、リセットするきっかけにもなるのです。
家族の暮らしも丸ごと設計!
じっくりヒアリングすることで、二世帯同居で起こりがちなトラブルを未然に防ぐ提案ができるのも、実体験のある金内さんならでは。
例えば、脱衣所を兼ねた洗面所のドアに鍵を付けるかどうか。シニア世代には不要という声が多いですが、夫の実家で洗面所に鍵がなく気になった経験を持つ女性は多いのでは? ほかにも、世帯間を行き来できるドアを設けるか? 玄関やインターホンは別にするか? お風呂や洗濯機は共用か分けるか?など、その家族にとってベストな選択を探っていきます。
ラッケでは、二世帯同居のトラブルの原因になりそうなポイントを「ぐすん」と命名。間取りの変更で解決できる構造上の「ぐすん」や、家族間のルールづくりで回避できる「ぐすん」を見極め、家族の暮らしまで設計してくれるのが強みです。
二世帯同居のトラブルは未然に防ぐ
この「ぐすん」をモンスターの形にしてVR(仮想現実)で探せる「二世帯クエスト」を今春リリースしたラッケ。VR端末を頭に装着して360度・3D映像のバーチャル二世帯住宅に入り、モンスターを探します。
例えば、洗面所のドアを開けると「ぐすん」モンスターを発見! 実際にどんなトラブルが起こり得るかを、事前に楽しく知ってほしいという思いで制作したそう。「二世帯クエスト」はラッケのVRスタジオで体験可能。笑顔の絶えない明るい金内さんご夫婦が迎えてくれます。
「二世帯同居はきれいごとだけではありませんが、お互いに助け合い、さまざまな経験を共有できるメリットも大きいと感じています。どんなことでもぜひお気軽にご相談ください♪」
● あなたの二世帯同居のタイプを診断!
ラッケが開発したオリジナル診断ツール。家族構成や生活スタイルなど簡単な質問に答えるだけで、あなたの二世帯同居タイプを診断します。ニホンザル、クマ、カンガルーなど7種類の動物に例えたタイプ別に、特徴や注意点などがひと目でわかります。ゲーム感覚でLet’sチャレンジ! 新たな気づきがあるかもしれませんよ♪
● 株式会社Lakke(ラッケ) 一級建築士事務所の基本情報
住所:練馬区旭町2-24-35
☎︎ 03-3930-8839
メール:info@lakke.co.jp
▶︎「Lakke」公式ホームページ
※R2 事業再構築