※この投稿は、月刊Kacce2024年1月号(vol.480)掲載記事の再編集です。
あけましておめでとうございます。
花の少ない季節ですが、花壇ではパンジーやビオラなど、植物園や公園ではフクジュソウや園芸品のソシンロウバイなどを見ることができます。
道端や空き地の隅っこでは、いわゆる雑草の群落が青々とした葉を短く茂らせています。オオイヌノフグリ、オランダミミナグサ、ミチタネツケバナ、タンポポ、ホトケノザ、スズメノカタビラ、ハルジオン、ナガミヒナゲシ、ウラジロチチコグサ、ナズナ、コハコベなどをロゼットの姿(地表に張り付くように葉を放射状に出した状態)で見かけます。よく見ると、春を待たず短い花茎の先に地面すれすれに花を咲かせているものや、寒さへの対応なのか葉や茎を赤くして花を咲かせるものもあります。
写真の草花は道端で見かけたものばかりです。湿った地面では霜柱も見られる寒い季節となりましたが、時々は目線を落としながら新年の散歩をお続けください。
森野かずみ