※この投稿は、月刊Kacce2024年12月号(vol.491)掲載記事の再編集です。
東京都区内の紅葉は今月上旬頃が見頃でしょうか。赤塚公園や光が丘公園など、公園にはさまざまな樹木が植栽され、充実した紅葉が楽しめます。
紅葉は、葉が枯れて落ちる前に赤やオレンジ、黄色などに色づく現象です。葉にはもともと緑色と黄色の色素があり、秋に緑色の色素(葉緑素)=クロロフィルが分解されます。黄色の色素=カロチノイドが残った状態が黄葉。葉の糖分から赤色の色素=アントシアニンが生成された状態が狭義の紅葉です。褐色の色素=タンニンが生成されると褐葉(かつよう)と呼ばれます。それぞれの色素の量によって色々な紅葉を見ることができます。
年末のゆっくりとした紅葉散歩をお続けください。