散歩ウオッチング– category –
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ロゼット(月刊Kacce2月号 散歩ウオッチング)
※この投稿は、月刊Kacce2023年2月号(vol.469)掲載記事の再編集です。 草地や道端などで見られる写真のような形の植物体は「ロゼット」と呼ばれています。「ロゼット」とはバラの花に由来する言葉で、八重咲のバラの花びらのような配列を表しています。 -
感性を大切に(月刊Kacce1月号 散歩ウオッチング)
※この投稿は、月刊Kacce2023年1月号(vol.468)掲載記事の再編集です。 新しい年に、ひんやりとした空気の中でふと目を留め、耳を澄ませば、ごく身近なところに「兆し」や「名残」があることに誰でも気付くでしょう。食事や散歩、仕事など日々の生活を大切にしながら意識して暮らしていると、自然に見えてくる“感性の世界”です。 -
堰婆さんのクロマツ(月刊Kacce12月号 散歩ウオッチング)
※この投稿は、月刊Kacce2022年12月号(vol.467)掲載記事の再編集です。 今月22日は冬至です。外が寒ければ寒いほど、家の中に入ったときの暖かさは格別なもの。食事の白い湯気や香り、ストーブやこたつの温もりなど、冬は室内に暮らしの喜びを感じることができます。動物たちや植物がいろいろな形で冬ごもりをするように、人も冬にしっかりこもることによって心が安らぎ、充電することができます。 -
背高泡立草(月刊Kacce11月号 散歩ウオッチング)
※この投稿は、月刊Kacce2022年11月号(vol.466)掲載記事の再編集です。 今月は、10月に開花したキク科アキノキリンソウ属の「セイタカアワダチソウ(背高泡立草)」が実る頃です。和名は花の様子を泡に例えて付けられたようですが、種子も泡のような感じに見えます。一時期、花粉症の原因植物とされていましたが、虫媒花なので、実際のところほとんど花粉は飛散しません。 -
栗笑む&姫凌霄花(月刊Kacce10月号 散歩ウオッチング)
※この投稿は、月刊Kacce2022年10月号(vol.465)掲載記事の再編集です。 栗笑む(くりえむ)は秋の季語。稲刈りが終わる頃、毬(いが)が割れて丸々と太った実をのぞかせている毬栗(いがぐり)の割れ口が笑っているように見え、見つけた人も思わず微笑んでしまいます。「怒る栗笑う栗皆落ちにけり」は正岡子規の句です。 -
木+の+子(月刊Kacce9月号 散歩ウオッチング)
※この投稿は、月刊Kacce2022年9月号(vol.464)掲載記事の再編集です。 今月10日は中秋の名月で、今年は満月と重なります。晴天だったら19時前後に夜空を見上げてみてください。 -
葉っぱ(月刊Kacce8月号 散歩ウオッチング)
※この投稿は、月刊Kacce2022年8月号(vol.463)掲載記事の再編集です。 今月4日は旧暦の七夕で、土用二の丑の日でもあります。7日は二十四節気での立秋。実際の気候とは1か月ほどズレを感じますが、夏バテ対策としてウナギなどを食べてはいかがでしょうか。 -
鬼面角(月刊Kacce7月号 散歩ウオッチング)
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巨大アザミ(月刊Kacce6月号 散歩ウオッチング)
例年の梅雨入りは7日頃ですが、今年はどうでしょうか。雨に似合う色はジャパンブルー。 -
博多唐草(月刊Kacce5月号 散歩ウオッチング)
5月2日は八十八夜で、立春から数えて88日目。これを過ぎれば遅霜の心配もなくなり、この日に摘んだ新茶を飲めば寿命が3年伸びるとか。5月4日は「みどりの日」。樹林を遠くから眺めると新緑のコントラストが美しい季節です。 -
稀な花散歩(月刊Kacce4月号 散歩ウオッチング)
※この投稿は、月刊Kacce2022年4月号(vol.459)掲載記事の再編集です。 ソメイヨシノの花見もそろそろ終わりに近づき、これからはサトザクラの季節になります。サトザクラの仲間は、オオシマザクラに他のサクラが自然交雑したり、人為的に交配が行われたりして次第にでき上がった品種の集団ですが、一般的にはサクラの栽培品種の総称とされることが多いようです。一葉(イチヨウ)、関山(カンザン)、普賢象(フゲンゾウ)、松月(ショウゲツ)などは、練馬区内でもよく見かけます。 -
春の花散歩(月刊Kacce3月号 散歩ウオッチング)
※この投稿は、月刊Kacce2022年3月号(vol.458)掲載記事の再編集です。 太陽が真東から昇り真西に沈み、昼夜の長さがほぼ同じになる「春分の日」は、今月の21日。春の彼岸の中日で、ぼたもちを供えていただく日であり、寒さが終わって暖かい季節への変わり目の日でもあります。今月は、春の花散歩をお楽しみください。 -
初春(月刊Kacce2月号 散歩ウオッチング)
※この投稿は、月刊Kacce2022年2月号(vol.457)掲載記事の再編集です。 「ついたち」の語源は“月立ち”。新月の日で月が見えないため、三日月からさかのぼって数えたことから「朔」と書きます。朔は、地球から見て月と太陽が同じ方向に並ぶ時刻のことで、朔を含む日が「朔日(ついたち)」です。今年の2月1日は旧元日で新月、3日は節分ですが、日没後の西の空にわずかな時間だけ見えるかなり細い月が三日月です。 -
冬の楽しみ(月刊Kacce1月号 散歩ウオッチング)
※この投稿は、月刊Kacce2022年1月号(vol.456)掲載記事の再編集です。 落葉樹は、初冬の紅葉で私たちを楽しませた後、すっかり裸木になり、それぞれの違いがよくわかるようになりました。自然現象には何ひとつ同じものはないのですが、特定の規則性はあります。 -
師走はゆったりと(月刊Kacce12月号 散歩ウオッチング)
※この投稿は、月刊Kacce2021年12月号(vol.455)掲載記事の再編集です。 いろいろと慌しくなる師走、いつも歩いている道の周りをのんびりと眺めてみませんか? この季節ならではの木々の紅葉や、数少ない花にも注目してみてください。 -
枯れススキ(月刊Kacce11月号 散歩ウオッチング)
※この投稿は、月刊Kacce2021年11月号(vol.454)掲載記事の再編集です。 落ち葉掃除の光景を見かける季節となりましたが、回収された落ち葉の多くは廃棄物として清掃工場で焼却され、一部は、たい肥作りに利用されています。 -
ミズヒマワリ(月刊Kacce10月号 散歩ウオッチング)
※この投稿は、月刊Kacce2021年10月号(vol.453)掲載記事の再編集です。 -
オオモクゲンジ(月刊Kacce9月号 散歩ウオッチング)
※この投稿は、月刊Kacce2021年9月号(vol.452)掲載記事の再編集です。 -
目弾き(月刊Kacce8月号 散歩ウオッチング)
※この投稿は、月刊Kacce2021年8月号(vol.451)掲載記事の再編集です。 今月7日は立秋。初秋は空気が澄み渡り、星空がよく見えます。都会では天の川はよく見えませんが、郊外を訪れる際は空を見上げてみてください。天の川が川のように見えるのは、太陽系が銀河の端の方にあり、円盤状の銀河をほぼ真横から見ているからです。 -
爆蘭(月刊Kacce7月号 散歩ウオッチング)
※この投稿は、月刊Kacce2021年7月号(vol.450)掲載記事の再編集です。 最近は梅雨入りも梅雨明けもはっきりとせず、ニュースなどでも「〜と思われる」といった表現が多いような気がします。ただ、屋根の下で暮らす私たちの日常生活に梅雨はあまり影響しなくなってきているのかもしれませんが。