編集長のチャレンジ!体験記〜ボイストレーニングに初挑戦!〜(月刊Kacce2025年3月号)

歌うことは大好きだけど、もっと上手に声が出せたら気持ち良いだろうな〜と思い、ボイストレーニングに挑戦してきました!  30分のレッスンでどこまで変われるのか楽しみ♪

※2025年3月号掲載当時のものです。内容が変更になっている場合があります。

ボイトレの要は「腹筋」!

今回指導してくださったのは、江古田で「Pスタジオ音楽教室」を運営している声楽家の平田えり先生です。準備体操で体をほぐしたら、まずは腹式呼吸の練習からスタート! 
「肺に入った息を、横隔膜を動かして外に出すのが腹式呼吸。こうすると息の出し方や長さをコントロールしやすいんです」と先生。そのためには体の力を抜いてリラックスし、しっかりお腹を使って息をすることが重要だそうです。
さーて、いよいよボイトレ開始?と意気込んでいたら、「クラシックとJ-POP、どちらにしますか?」…どういうこと?
先生曰く、フレーズを滑らかに歌うのがクラシックで、ソプラノならオール裏声。一方、J-POPはいろいろなテクニックを駆使し、地声が基本。
つまり、同じ曲でも発声や音域が違うので、楽譜も練習方法も異なるのだとか。とりあえずカラオケで歌うことを想定し、J-POPを選んでみました(通常は申し込みの際に選びます)。

準備体操。上半身を軽くほぐしていきます
腹式呼吸の練習。腹筋&体幹をめちゃくちゃ使う!

目からウロコの発声法  

次なるステップは発声練習。声量や音域をチェックしてもらった後、先生お手製の練習表を使って五十音の「あ行」から順番に声を出していきます。舌の位置を意識しながら滑舌をクリアにしたり、大きく口を開けて声の出し方を確認したり。常にお腹も意識しなくてはいけないので、想像以上に全身を使う運動でした!


ちなみに、歌うと声がかすれてしまうんですが…。
「それは発声が“喉声”だから。そのためにも腹式呼吸が大切なんです。息を吐きながら声を出せば喉を痛めませんよ」
喉声の改善に効果的なのが、閉じた唇を細かく震わせて声を出すリップロールという発声方法。試しにやってみると…あら不思議。喉を全く使っていないし、力を抜けば抜くほどうまくいく! しかも腹筋はちゃんと仕事をしている!
「プロの歌手も行っている基本的なトレーニングです。生徒さんにも、歌う前にリップロールだけで1曲声を出す練習をしてもらうことが多いんですよ」

ピアノの生伴奏に合わせて歌える貴重な体験でした♪
声楽家として、テレビ番組で解説もしている平田先生(左)。2025年2月20日放送のTBS系列「プロフェッショナルランキング」にも出演されました♪

修行はまだまだ続く!?

最後に「ハナミズキ」を歌ってみました。最初の「空を」の「そ」はしっかり音を出す、「を」は「ぅお」と発音する、「押し上げて」の「て」は優しく、とチェックポイントが多すぎてワンフレーズが限界。どのくらいで1曲歌えるようになるんでしょうか?
「1回30分のレッスンで、早ければ3回で1曲歌えるようになります。もちろん宿題はありますけどね(笑)」
怒涛のボイストレーニングを終えると全身ぐったり。でも、腹筋はもちろん、顔の筋肉や頭も使うので、健康にもアンチエイジングにも良さそう♡ 腹式呼吸の発声は続けていこうと思いました。


Pスタジオ音楽教室では、音域を広げたい、好きな曲を歌えるようになりたい、音痴を直したい、音大受験の対策をしたいなど、目的に応じて指導してくれるとのこと。1歩踏み出してみたい方はぜひ挑戦してみては?


■ Pスタジオ
  練馬区豊玉北1-12-12
 ☎︎03-3992-4994  https://www.p-studio.jp
音楽教室にて本物の音楽を♪
Pスタジオ音楽教室はピアノ、フルート、声楽、歌、ボイストレーニング、弾き歌い、鍵盤ハーモニカのレッスンを開講しております。

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