2018年11月18日(日)、東武練馬駅の南口にある3つの商店街を会場として、「練馬だいこん 献上絵巻 再現劇」が開催されました。企画から3年を経て、イベントを迎えたとのこと。
「下練馬宿まつり 将軍綱吉と練馬大根」と銘打って、「昔、このあたりは宿場町であったこと、練馬大根の歴史的な背景を知ってほしい」という思いを込めて、再現劇で伝えられました。
再現劇の1回目は「電車の見える公園」。役者さんが脇で控えています。
時代衣装、皆さん似合っていますね。役者さんは夏頃に一般公募し、さらに商店街の方や阿波踊りの連の方など、地域の方が活躍しました。
ご婦人たちの衣装は、なんと手作り! さすがです。
いよいよ再現劇スタート!
「徳川綱吉が将軍になる前に、かっけを患って練馬に御殿を建てて養生していた。土地の庄屋の金兵衛さんに作らせた大根の味がとても良かった。病気が治って江戸城に戻った綱吉は、のちに将軍に。その後も練馬の大根を献上させて、大名たちにふるまい、やがて練馬は日本一の大根村として名を馳せた」という内容です。
再現劇は3つの商店街で1回ずつ、全3回公演。 行列のあとを観客もぞろぞろと歩き出し、江戸時代にタイムスリップしたような感覚。のどかでゆったりとしたイベントでした。
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