今年で19回目となる練馬区の防災イベント「灯そう!心のあかり」が、1月13日(日)、光が丘区民センターで開催されました。今回のテーマは「在宅避難」。
自宅が倒壊して生活ができない人、自宅では不安があるという人以外は、在宅避難が原則です。つまり自宅が避難所ということ。そのためには何をしておけばよいのか、どんな準備が必要なのか?
光が丘秋の陽小学校の子どもたちによる被災体験の作文朗読や、人形劇、クイズなどを通して、防災について考える機会となりました。
「心のあかりを灯す会」の鈴木会長の挨拶。 この会は、練馬区防災課と協力して、子どもたちへの防災教育を行っている区民組織です。
「今日ここで覚えたことを、1つでもいいから実行に移してほしい」 阪神・淡路大震災で被災された鈴木会長の言葉には説得力があります!
手作りの人形たちによる、防災の人形劇。毎回お馴染みの、ウルフくんとチュー子ちゃん家族です。
ねり丸も登場! 会場の子どもたちと一緒に、クイズに挑戦!
そしてラストは、「心のあかりを灯す会」のテーマソング『ライト・ライン』を、作詞作曲したRENさんと一緒に歌いました。
すてきなメロディーに乗せて会場のみんなで手話を交えながら歌うこの時間、とっても温かな気持ちになります。
ステージ後方には防災に関する展示物や写真が並び、来場された方々が熱心に質問をしたり、見て回ったりしていました。
そして、毎年会場の一角であかりが灯されているのがこちら。1995年に起こった阪神・淡路大震災の犠牲者追悼のため、神戸市中央区の東遊園地に設置された「1・17希望の灯り」から分灯してもらった灯りです。
2018年は自然災害に多く見舞われた年でした。いつ、どこで、どんな災害に遭うかわかりません。
家の中の家具の転倒防止対策をとる、カセットロンロや水や食料の備蓄を確認する、家族で連絡方法を確認する、伝言ダイヤルを使ってみる…など、できることから、まず行動を!!