※この投稿は、月刊Kacce2020年8月号(vol.439)掲載記事の再編集です。
7月21日は土用丑の日でしたが、8月2日も土用二の丑の日です。
年々高級魚になっているウナギは、マグロや鶏肉と同様、強い天然の抗酸化力を持つ「カルノシン」という物質が筋肉などに多く含まれています。夏にウナギを食べるようになった由来は諸説ありますが、夏バテ対策としては理にかなっています。また、今人気の甘酒は夏の季語。米と麹で発酵させた天然の甘味はビタミンB群やアミノ酸、ブドウ糖が豊富で、“飲む点滴”と言われるほど即効性のある夏バテ予防飲料です。
暦の上では7日が立秋。体感的にはまだまだ猛暑ですが、気軽に「農」と触れ合える「練馬果樹あるファーム」のブルーベリー園に散歩がてら出かけてみませんか。
ブルーベリーはツツジ科スノキ属で、春に花が咲き、夏に濃い青紫色の果実を付けます。果実には抗酸化作用があるアントシアニンが豊富で、ヨーグルトなどと混ぜて食べるのもおすすめ。冷凍保存も可能です。
栽培種にはハイブッシュ系やラビットアイ系などがあるので、各農園で品種を聞きながら摘み取りをすると楽しいかもしれません。色が黒っぽくなり、触ると簡単に取れるのが完熟した状態です。
ブルーベリー園の営業日や営業時間、予約の可否などはそれぞれ異なりますので、必ず事前に練馬区のホームページなどで確認してからお出かけください。摘み取り後に木陰で休めるところもありますが、熱中症対策を万全にして果樹園散歩をお続けください。
森野かずみ
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