※この投稿は、月刊Kacce2022年3月号(vol.458)掲載記事の再編集です。
太陽が真東から昇り真西に沈み、昼夜の長さがほぼ同じになる「春分の日」は、今月の21日。春の彼岸の中日で、ぼたもちを供えていただく日であり、寒さが終わって暖かい季節への変わり目の日でもあります。今月は、春の花散歩をお楽しみください。
住宅地で見かけた珍しい「ベニコブシ」は、コブシの園芸品種。花弁は6枚で、コブシの紅花品種です。ちなみに、細長い花弁が12〜18枚ある「シデコブシ」の紅花品種も「ベニコブシ」と呼ばれています。
カンヒザクラ、アカバスモモ、アンズは光が丘パークタウン、オカメは四季の香公園で見られ、ケイオウザクラ(啓翁桜)は土支田にある介護施設に植栽されていますが、花屋さんで切り花としても販売されています。いずれも10日前後に見られる花です。
見上げる際には、足元にも注意しながら散歩をお続けください。
森野かずみ