11月3日(土)、石神井公園で「文化の日」にふさわしい大人の休日を楽しんできました。
これ以上ないというくらい気持ちの良い秋晴れの空の下、ワインを飲みながら、緑に囲まれた野外ステージでジャズを楽しみ、帰りは駅前のパークロード石神井商店街の「辰巳軒」で、あの伝説の(?!)カレーを食べてきました!
昨年に続き、2回目の開催となった今年の「森のJAZZ祭 2018」には、4つのジャズバンドが出演。
野外ステージで聴くと、コントラバスの低音もサックスの音色も、周りの景色や空気と一体化して、とっても心地よい♪
ステージの周りには、ワインやビールやコーヒー、ホットドッグ、カレーなど、地元のこだわりの飲食店のブースやキッチンカーが出店。
好きな飲み物や料理を買って、思い思いに客席でのんびり〜。
雰囲気は完全に“大人モード”なんですが、思ったより子連れファミリーの姿も多く、このゆるゆるとした空気が気持ちいいんでしょうね。
池の周りの散歩道をぶらぶらしてきたり、すぐ近くにある「石神井公園ふるさと文化館」の展示や「旧内田家住宅」を見てきたり…
地元の歴史や文化まで、たっぷり堪能。
ちなみに、旧内田家住宅は、明治20年代初頭に建てられたと言われる茅葺屋根の古民家です。
部屋の中に入ることができ、囲炉裏や昔の家の造りなどをじっくり見られるので、かなりオススメ!
常駐しているサポーターさんがいろいろなことを教えてくれて、勉強にもなります。
ジャズ祭の帰り、パークロード石神井で毎年開催している「カレーDay」ののぼりを発見!
11月2日〜4日の3日間行なわれているこのイベントのコンセプトは「“文化のまち石神井”でカレーを堪能しよう!!」とのこと。
せっかくなので、参加店20軒の中から「辰巳軒」を選んで、カレーを食べてきました。
昭和26年、文豪の檀一雄のところに居候していた坂口安吾が100人前のカレーを注文したという珍事件があり、その時に出前をしたお店の1つがこの辰巳軒だったそうです。
それが、このカレーライス(600円)。
スパイシーな中に甘みと酸味もあり、見た目より濃厚なルーは小麦粉でつけたとろみが強く、ご飯が見えないくらいたっぷりかかっています。
坂口安吾と檀一雄も、このカレーを食べたのでしょうね〜。
この日は、お店に入ってきたお客さんは、みんなカレーを頼んでいました(笑)。
気分もリフレッシュし、お腹もいっぱいになって、石神井公園エリアを存分に楽しんだ「森のJAZZ祭」の1日でした♪