月刊Kacce2019年1月号(vol.421)の特集記事で紹介した光が丘在住の字幕翻訳家・風間綾平さんから、ステイホームにおすすめの映画を教えてもらいました。
風間さんといえば、あの大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディ』の字幕を手がけた字幕翻訳家! この機会に、お家でゆっくり映画鑑賞を楽しんでみてはいかがでしょうか。
「いわゆる“名作”ではありませんが、観てよかったと思う作品です。ランダムに選んだものですが・・・」とのこと。さっそくご紹介しましょう。
「ローカル・ヒーロー/夢に生きた男」
1983年・イギリス映画
アメリカの石油会社のエリートがコンビナート建設用地にとスコットランドの漁村を訪れると、そこで思わぬ出会いが…。スコットランドの景色が抜群に美しい作品です。ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーによる音楽も染みます。
「ディーバ」
1981年・フランス映画
クラシック・ファンの青年がある女性オペラ歌手(ディーバ)の公演を盗み録りしたことからトラブルに巻き込まれるというフランス製サスペンス。独創的なセット、美しい映像、そして手に汗握る展開。登場する全員のキャラが立っています。
「アメリカン・ウェイ」
1986年・イギリス映画
くせ者デニス・ホッパー主演。B-29に海賊テレビスタジオを作って全米を飛び回るベトナム帰還兵たち。あるタカ派の大統領候補と対立してトラブルに巻き込まれ…。設定やブラックな笑いが、もしかしたら観る人を選ぶかもしれませんが、ハマれば爆笑必至のコメディです。
「キス★キス★バン★バン」
2000年・イギリス映画
主人公は殺し屋。引退を決意し、新たな仕事として、33年間世間を知らずに育った子どものような男を世話することに。その男との心の交流が生まれますが、組織を抜けた主人公を仲間が襲ってくる…。
「思いつくまま挙げてみましたが、アメリカ映画が1本も入っていないのは単なる偶然です。どの映画も、アメリカのマーヴェル・シネマティック・ユニバース(MCU)の作品のような派手さはありませんが、お口に合えば楽しめる作品だと思います」
「ボヘミアン・ラプソディ」 〜Kacce編集室のおすすめ〜
映画公開中は、感動のストーリーの後、エンドロールの最後に大きく出てくる「字幕翻訳 風間綾平」の文字を見つけて感動倍増させていました(^O^)
関連する投稿
大ヒット映画「ボヘミアン・ラプソディ」の字幕を手がけたのは、光が丘に住む字幕翻訳家!
伝説のロックバンド「クイーン」を描き、大ヒットを記録している映画『ボヘミアン・ラプソディ』。映画館へ足を運んだ方も多いのではないでしょうか?…